日本ブリーフサイコセラピー学会

日本ブリーフサイコセラピー学会 第30回 山形蔵王大会
The Japanese Association of Brief Psychotherapy Annual Meeting

大会企画シンポジウム

8月23日(日) 13:10~14:50

「コミュニティと歩む:どこへ、誰と、どんなふうに?」

シンポジスト
石井 宏典(茨城大学)
竹端 寛(兵庫県立大学)
福井 里江(東京学芸大学)

指定討論者
加来 洋一(長崎こども・女性・障害者支援センター)

企画者・司会
花屋 道子(東北文教大学)


 大会テーマ「コミュニティをまなざす」との連動企画となります。

 心理職の国家資格が誕生し、関係法規の中に出てくる「国民の付託」という文言にも出会う中で、個に寄り添うサービスはもちろんのこと、コミュニティや社会全体に対する貢献といった視点でサービスのありようを考えていくことの重要性も痛感します。

 コミュニティの力になりたい。でも、どんなふうに?自分のしている仕事のどんなところから次の展開へとつなげていこうか?そんなことを考えてみる上で、まずはコミュニティについてもっと理解したい、また、現にそのような視点を持って仕事をしている人たちは、どのようにそれに取り組んでいるのか、話を聴いてみたい。そういった素朴な思いがこのシンポジウムを企画する発端となりました。

 シンポジストとしては、茨城大学・人文社会科学部の石井宏典先生、兵庫県立大学・環境人間学部の竹端寛先生、そして、東京学芸大学・総合教育科学系の福井里江先生の三名の先生方に話題提供をお願いしています。石井先生は、研究者としての立場でフィールドリサーチを重ねてこられ、同郷コミュニティの調査をもとに人びとにとってふるさととは何かを考えていらっしゃる方です。竹端先生は、精神医療や様々な福祉課題に取り組み、「開かれた対話」によって地域社会とのかかわりを変革しようとしていらっしゃる方です。そして福井先生は、特にひきこもり支援の領域で、自治体にもかなり食い込んだ実践に取り組んでいらっしゃる方です。

 指定討論者としては、長崎こども・女性・障害者支援センターの加来洋一先生にお願いしています。被災地支援などに取り組まれた経験を豊富にお持ちで、かつ、現在のご所属はまさに地域密着の職場ですので、議論を掘り下げ、実りあるものにする上で大いにお力を発揮くださることでしょう。

 この場での私たちの学びにつながる化学反応が起こるのを、心より期待しています。

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